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ヨルの存在

東京で、
なんだかどうしようもなかった夜、寂しくて仕方なかった夜、
電話を握りしめ、屋上にあがった。
音楽を聴きながら、星の見えない空を静かに、ずっと見ていた。
こぼれる涙をふくこともなく、ただ空をみてた。

夜は私を優しく、そして冷たくつつむ。
どこよりもゆっくりと時間がながれていた。
ずっとこんな時が続く気がした。
暗闇が、かすかな星が、月明かりが、街の小さな電灯が
いつもとはちがう空気をつくってた。

そんな静かな空間の中で
夜は私にいろんなことを考えさせる。
ココロの奥にある何かをひきづりだすことで。
自分が考えたくなかった、さけてたことをあっというまにひきだす。
考えなきゃいけないこと、がんばらなきゃいけないこと。
夜はそういう現実を叩き付けてくると共に、
がんばれって優しく包んでくれるから。

さすがに、ここで夜の散歩なんてぇのは危険すぎて
できないけど、玄関の前にいるくらいいいだろ。
異国の地の空も同じような厳しさややさしさをもっているようだよ。
なんとなく、落ち着く、でもとても泣きたくなる。
夜の不思議なチカラ。
ヨルの存在_d0046168_15391167.jpg

この詩はとてもスキな詩だ。
でも、なんだかコレをのせるのには勇気がいったんだ。
だって始まりの詩だから。振り返らない、進まなきゃいけないっていうのは
分かってるけど、なんだかそれが難しいみたいで。。

よっし、今週もがんばろう!!!!!!
by taccccchi | 2006-03-13 15:39 | 考えるコト


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